明日から劇的に人生を変えたいなら 本当に手っ取り早い方法はこれしかない
もしあなたが、
「明日から劇的に人生を変える方法はありますか?」
と、聞かれたら何と答えますか?
「宝くじを当てる」でしょうか?
「仮想通貨で大儲けする」でしょうか?
それとも、「一文無しで自分探しのたびに出る」でしょうか?
私ならこう答えます
「明日から、自分が嫌だと思う人間になろう!」
「良い人」ほど損をする時代?
損というと言いすぎかもしれませんが、
得をしない時代だ! というのは正しい答えだと思いますがいかがでしょうか?
みんなに優しくしていればいつか報われる!なんていうのは、はっきり言ってただの妄想にすぎません。
周りをみてください。
人の目を気にせずに、相手を困らせられるクレーマーの方が何かしらの得をするし、
自分がやりたくない仕事を素直に「やらない」と言える人間ほど楽をする、
そんな人たちが蹴ってきた仕事が「いい人」に巡ってくるのです。
結果的に、
いい人はしんどい思いをする → いつか報われると願う → 無理をする
→ 状況は変わらない → むしろ状況はひどくなる
↓ ↓
という負のスパイラルを生んでいるのです。
もちろん、全て悪い事ばかりではなく、
「良い人」には仕事がしっかり回ってくるし、売上も確保できます。「良い人」とは、パッと見、「仕事が出来る人」ともとれます。
世間的に「よく仕事のできる人ほど、うつ病になる確率が高い」というのも、
この辺りの話と照らし合わせると納得のいく話になります。
世間一般的に仕事のできる人
仕事のできる人とはどんな人?
「毎月売り上げを達成している人?」、「皆が残業していても涼しい顔で定時に帰っていく人?」なのでしょうか?
どれも外れではありませんが、
「お客からの依頼を基本断らず、どんな仕事でも受けいれるタイプ」=「イエスマン」です。
イエスマンの特徴
イエスマンの特徴は、争いを好まない事が基本となり、多少無茶な依頼を言われても断らない為、自分が動く事で仕事をこなそうとしてしまいます。
また、社内の人間性にやってもらえば良いのに「どうせ解らないだろう」という勝手な解釈で物事を考えてしまい、結局自分自身の労力を削ってしまうのです。
イエスマンの末路
結果的に、
顧客→ あいつは文句を言わずに仕事をやってくれる、また依頼しよう(依頼しておけばこなしてくれるから楽できる)
社内 → 「何でもかんでもやりすぎだ」「その客の次の担当になった人間が可哀想」「しょうもない仕事は断れ」「ややこしい顧客はあいつに持ってもらおう」
本人 → 達成感がある。
仕事もまた舞い込んでくる → 自分でしか仕事が回せなくなる → 仕事が追い付かなくなる
→ 一人で抱え込む → 気持ちが休まらなくなる
会社には売上も貢献しているのにも関わらず、社内からの評価は低く見られがちなのが特徴です。
良い人は個性を出しきれない
良い人は相手を傷つけないように配慮できる代わりに、相手に対してインパクトを与えられない為、記憶に残りにくい事が多いのです。
※記憶に残りにくいというのは、悪口ではなく、「当たり障りの無い人間」という解釈です。
その為、自分を売り込む為には顧客との接点を強化する為に、何度も何度も訪問する必要があります。
コスパが悪いとはこの事です。
自分が嫌だと思う人間は本当に悪か?
という疑問をいだいた事はありますか?
「無い」という人が大半でしょう。
「自分が嫌だと思う人間は悪だと決まっているし、正直、興味が無い。」
と思うのは当たり前の事です。
でも、もしその考え方が間違っていたとしたら?
もし、自分がなりたくないと思っている真逆の人間が、本当は正いのかも知れないと考えたら?
単純に、
180度世界が変わります
よね?
自分の嫌いな人はうまく仕事をこなしている
良い人が受けてしまうようなややこしい仕事を、あなたの嫌いな人は「うまく断り」ます。
こういうと「売り上げが下がるじゃん?」と思うかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?
<良い人>
- ややこしい仕事を引き受けてしまうが為に時間をとられ、質の良い仕事を取りにいく時間を奪われる(質の良い=コスパの良い)
- ややこしい仕事には通常の仕事の何倍ものリスクを追う事になる
- 過剰なリスクを負うと、自分に余裕が無くなる
<あなたの嫌いな人>
- 質の良い仕事を求める時間ができる
- 質の良い仕事は他人に任せられるため、自分の労力を温存できる
- 基本的に「嫌な仕事」を断れる訳なので、ストレスの負荷がかりにくい
どうでしょうか?
あなたはどちらの人間でしょうか?
私も「良い人」だったという事実
私も社会に出てから10年ちょっと経ちますが、振り返るとものすごく「良い人」でした。上記に書いた通りの人間で「断ることが申し訳ない」「お客さんの為に」を思って仕事をしてきました。
10年経って冷静に考えた時に、「良い人」を振舞う代償は、
自分の健康だったり、自分自身のプライベートな時間だったり、憂鬱な気分 という事に気がついたのです。
最近になってから「嫌われても良い」、「怒られてもかまわない」と思うようになりました。
もちろん、「ちゃんと仕事はしているのだから」という意思の基です。
まとめ
テキトーな仕事はできませんが、自分の仕事に誇りをもったり、自身をもって取り組む事は人生を変えられるひとつのキーワードになります。
「良い人」は自信がありません。
だから断る勇気を持てません。
でも逆に言うと、少しの勇気で人生が一瞬で変わります。
あなたが嫌いだと思う人間になってみましょう。
自分本位で生きてみましょう、自己中心的では反感を買います。
明日か、きっと新しい世界が見えるはずです!