嘘のような本当の話 ~ 損をしない為に心がけたい2つの事 伊予柑課長パート4
こんにちは!
アキシオです。
今日は、伊予柑課長物語パート4(棚卸しはこりごりの巻)とういうお話です。
物語のような損をしないように、毎日気をつけていきましょう!!
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むかし、むかしある所に、伊予柑課長という50代の営業マンがいました。
その営業マンは、とてもしゃべりが上手な事に加え人当たりも良い為、
地元のお客様からはとても人気があり、「いーよちゃん」「いーよちゃん」という
あだ名で呼ばれておりました。
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さて、今日は棚卸しの日です。
棚卸しの日はスーツではなくラフな格好で良いので、
伊予柑課長はTシャツの上に一枚はおって、動きやすい格好で出社してきました。
今日は、棚卸しと、日々たまっている不要な書類などを、捨てに行く日でもあります。
営業所の皆でジャンケンをした結果、
伊予柑課長はゴミをゴミ処理場に捨てに行く役目に決まりました。
普段は、セダンに乗って営業している伊予柑課長ですが、
この時ばかりは軽トラックを運転していくのです。
「 よっしゃ いっちょやりまっか! 」
まずは、事務所の要らなくなった資料を段ボールに積める作業です。
あっという間に段ボールは山のようになりました。
次は、軽トラックに載せる作業です。
「 これは重たいぞ、筋トレになるわ 」
せっせと運ぶこと30分、
やっとの事で全ての段ボールを運び終える事ができました。
さて、これからが一番の大仕事。
ゴミ処理場へ捨てに行く作業です。
伊予柑課長は、軽トラックを運転するのが楽しみで楽しみで、
昨晩は一睡もできなかったそうです。
ぶるるんぶるるん
車のエンジンをかけました。
横に乗るのは、同僚の 野だいこ です。
2人は元気よく出発していきました。
ゴミ処理場に着くと、担当のおじさんが的確な指示を出してくれました。
伊予柑課長
「 おっちゃん! いつもすんまへんな! 」
野だいこ
「 伊予柑課長、知り合いですか? 」
伊予柑課長
「 なにが ? あんなおっさん知らんで 」
段ボールを下ろし終えると、あとは会社に帰るだけです。
ゴミを捨て終わることには、伊予柑課長は汗でビショビショになっていました。
伊予柑課長
「 帰って着替えんとな 」
事務所へ帰ろうと、5分ほど車を走らせた時の事でした・・・
リリリリーン!
携帯が鳴ったかと思えば、すぐに鳴り止んだのでした (ワンギリです)
( 誰じゃ 、かけ直したろ。 )
「 もしもし、誰かわしに電話したやろ? 」
事務員
「 誰も電話かけてないみたいです 」
その時でした
ウーンウンウン ウーン
パトカーです。
携帯でしゃべっていたところを捕まってしまいました。
「 誰や、わしにイタズラしたのは 」
伊予柑課長は煮えたぎる怒りを堪えながら事務所へと戻りました。
「 誰かのイタズラのせいで、わしは捕まったやないかい! 今日はついとらんわい 」
そう言いながら脱いだ服の下からは、
ビクトリーと書いたTシャツが、
びしょびしょになって表れた、
夏の日の1993 だったのです。
後日、違反金を支払った伊予柑課長なのでした。
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損をしない為の心がけ
・違反は絶対にやめましょう
・ムキになる前に落ち着きましょう
明日は我が身です。