嘘のような本当の話 ～ 損をしない為に心がけたい４つの事 伊予柑課長パート1
こんにちは、アキシオです！
今日は
レジェンド 伊予柑草課長の事件簿 パート１（リアル舌きり雀）
をお送りします！
世の中にはうらやましい事に、
生まれながらにして「レジェンド」となる運命を背負った人がいます。
（例えるなら 仮面ライダージオウのような存在でしょうか？
ジオウは生まれながらにして 王 だったと思いますが）
営業センス抜群で人間関係の構築のうまさはまさにレジェンド。
しゃべりも、雰囲気も生まれながらの天才。
その反面、起こす事件もレジェンド並み
今回主役の伊予柑課長もまさにその一人、
様々な事件を巻き起こします。
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レジェンド 伊予柑草課長の事件簿 パート１（リアル舌きり雀）
昔、むかしある所に、伊予柑課長という５０台の営業マンがいました。
その営業マンは、とてもしゃべりが上手な事に加え人当たりも良い為、
地元のお客様からはとても人気があり、
「いーよちゃん」「いーよちゃん」というあだ名で呼ばれておりました。
そんなある日の事、お客さんのフライブルグ商店から連絡があり、
「来週日曜日に、うちの会社の倉庫でいらなくなった物を安く売る、倉庫市をやるから見においで！いいのあったら買ってね！」
とのお誘いがありました。
正直、伊予柑課長は、
（なんでわしが休日に行かんといかんのや。 わしは絶対なんにも買わんぞ。）
と、心の中でそう決意をしました。
当日・・・
フライブルグ商店に行ってみると、お客さんは１人もいなかったのですが、
倉庫の前にはずらりと家電製品や木材などが並べられていました。
（何も買わずに、顔だけだして帰ろう）
そう思っていましたが、
（まあ、一通り商品みていくか・・）
倉庫の奥にどんどん入っていくと、そこには目を疑う光景が広がっていました。
なんと、大中小のブラウン管のテレビが３台も並んでいるではありませんか。。
挨拶を済ませたらすぐにでも帰ろうと思っていた伊予柑課長ですが、
これを見た瞬間、震えるような感覚 に襲われました。（こりゃあ、運命じゃな）
しかも・・なんとこのテレビ
無料・・・・
最近パチンコで負けが続いていた伊予柑課長なので、
（早い者勝ち・・・・ まだ３台ある・・・ 勝った。。久しぶりに勝ったぞ・・・）
と心の中でガッツポーズをしました。
伊予柑課長
「店長、このテレビ、わしも持って帰ってもええですのん？」
店長
「ええよ、持ってかえれよ！ 大・中・小あるけどどうするべ？」
伊予柑課長
（大は小を兼ねる・・・ しかも大きい方が高額なのは当たり前）
「店長、一番大きいのでお願いしますわ！」
店長
「はいよー、もってけ！」
（休日にわざわざ出てきて時間がもったいないと思っていたが、
まさかこんな掘り出し物に出会えるとは、 やっぱわしはツイてるがな。）
そう言いながら家に持って帰りました。
家につくと、
伊予柑課長
「２階の寝室に置こう。階段で上げるのギリギリやわ。」
といいながら、 壁に傷をつけながら 何とか２階に上げる事ができました。
「ふぅー。 わしもまだまだじゃわい」
やっとの事でテレビを運び終えました。
「さてさて、新しいテレビで ボブ刑事のロマンス鉄道空室殺人事件 でも見よう」
と思い、コンセントに差しました。
「おっと、運動もしたし、テレビも新しいから紅茶でも飲みながら見よう」
と、１階に紅茶を作りにいきました。
戻ってきて、
「さあ、見るぞ！」
とテレビの電源ボタンを押した時の事でした。
「あれ？付かんぞ？」
何という事でしょう。テレビが付きません。
「おかしいな、なんでや？」
何度試してもテレビはつきません。
そこで、店長に電話をしてみる事にしました。
伊予柑課長
「店長、さっきのテレビ付きませんねんけど？」
店長
「あれ壊れとるで？ 一番小さいのと中くらいのは、まだ画面が映ってたんやけどもな。さっき、わしそない言うたやろ？」
伊予柑課長
そういえばそんな話をしていたような・・・（うっすら・・）
恥ずかしくなった課長は
「そうですわね。一応ダメ元で聞いてみましてん、すんまへんなぁ」
と切りました。
伊予柑課長は頭が真っ白になり、その日の夕飯は喉を通らなかったそうな。
次の日、だんだんと腹が立ってきてしまった課長は、
衝動的に廃品業者に連絡しました。
「テレビ持って返ってくれ！」
～ 後 日 ～
廃品業者がテレビを回収しにやっててきました。
「ご利用ありがとうございます。」
「５，０００円です」
結局、今日も負けっぱなしの課長でした。
【損をしない為の心がけ】
- 人の話は良く聞く
- 大は小を兼ねるとは思わない
- 舌きり雀の おじいさん になる事 おばあさんになってはいけない
- 衝動的にならない事
明日は我が身です。
